エコ消雪のしくみ
室内熱・地熱・太陽熱を利用
エコ消雪二重屋根”ベルーフ®”は、室内の熱・地熱・太陽熱によって暖められた空気を利用します。消雪のために新たに大量のエネルギーを生み出すことがなく、普段の生活のなかで生まれた熱を消雪に利用します。
室内の熱 冬期間は暖房等の使用により、室内が暖かくなっています。この暖かい空気を、壁面と天井の通気口から縦樋に送り、15pの二重屋根空間内に小型ファンで誘導します。 |
地熱 冬の暖かい地熱は対流により上へと移動します。縦樋を通った空気は15pの二重屋根空間内に送り込まれます。 |
太陽熱 屋根の上にポリカパネルドームを設け、太陽熱により暖められたドーム内の空気を利用します。15pの二重屋根空間に配管しファンを設置して、ドーム内の暖かい空気を二重屋根空間に送ります。
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室内と二重屋根空間での空気循環
室内熱・地熱・太陽熱により暖められた空気は、それぞれ配管を通して15pの二重屋根空間に送り込まれ、屋根に積もった雪を溶かします。
配管内に設置された小型ファンにより、暖かい空気は下へと移動し、室内に入ります。室内の暖かい空気は再び上昇し、二重屋根空間に送られるため、冬期間を通したエコ消雪が可能となります。